2015年8月

 日々の出来事や写真、過去の小文、その他諸々を取り上げます。
 表題はホームページのタイトル候補だったのですが、咽(喉の上の方)、喉(喉の下、首のあたり)ということで落選しました。しかし因業に音が同じなので、わがままでかたくなな性格の自身にふさわしいと思い表題に復活させました。

愛媛新聞のバランス感覚

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 当地唯一の地方紙である「愛媛新聞」は、「共産党県議会議員1名」「日教組組織率0%」という保守的な風土にありながら、「安保法制法案」や「辺野古新基地問題」に対抗する激烈な論調は「朝日新聞」を凌ぐほどで、その反体制ぶりには瞠目するものがあります。

 この勢いで、県や市町についても反体制的な厳しい目を向けるかと言うと、意外とそうでもなく、冷静で落着いた記事が中心です。

 全く論調の違う記事が同じ紙面に記載されることについて、当初は不思議に思っていましたが、最近以下のように考えるようになりました。

 「安保法制法案」や「辺野古新基地問題」は多くの県民とは直接関係のない「遠いところの話」でいくら厳しく非難しても、県内諸機関や購読者に影響を与えることはありません。

 しかし、県内ニュースとなると「犯罪記事」一つとっても、「購読者や記者の中」に「犯人の関係者がいる割合」は都会よりはるかに高いので、記者が感情や主張を前面に出した記事を書きにくくなります。

 また、「一般市民向け現地説明会」で述べたように地方紙は、地域の「祭」や「イベント」の掲載する「広報」の役割があり、郷土愛にあふれた県民のために「郷土の偉人の記事の掲載」も欠かすことができません。

 愛媛新聞は、国に対しては「社会の木鐸」として「体制批判」を行いながらも、県内向けには「身近で愛される新聞」という二つの立場を両立させていることが、紙面に表れているのです。

8/21の愛媛新聞のコラム(前半)

8/21の愛媛新聞のコラム(前半)

県内の話題になるとなんとなくトーンダウンしてきます(後半)

県内の話題になるとなんとなくトーンダウンしてきます(後半)

瀬戸内檸檬

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 先月、大阪市内のデパ地下で「瀬戸内檸檬のケーキ」を売っていました。気が付くと身の周りのあちこちで「瀬戸内檸檬」を使った食品が出回っています。

 無農薬や低農薬の「瀬戸内檸檬」は「檸檬塩」や「皮を使ったお菓子」を作る際にも安心感があるので人気が出てきました。虫食い痕の目立つ皮も無農薬だと思うと好もしく思えてきます。私は秋に出荷される青檸檬のさわやかな香りと瑞々しさが気に入っていでます。

 ところで「瀬戸内檸檬」の頂点に立つ「ブランド檸檬」はもちろん「岩城檸檬」ですが、同檸檬の「100%檸檬果汁」は使い勝手がよくて重宝しています。

瀬戸内檸檬を使ったケーキ

瀬戸内檸檬を使ったケーキ