日々の出来事や写真、過去の小文、その他諸々を取り上げます。
表題はホームページのタイトル候補だったのですが、咽(喉の上の方)、喉(喉の下、首のあたり)ということで落選しました。しかし因業に音が同じなので、わがままでかたくなな性格の自身にふさわしいと思い表題に復活させました。
バリ点描 その11 日本人の見分け方
バリ滞在中、何人かの現地ガイドに「アジア人旅行者の中で、日本人の区別がつくのか?」と聞くと、大抵「はっきり分かります」と、自信満々に答えるのですが、当たってないことも多く、あまり参考になりませんでした。
そこで私なりに観察してみてみると、いくつかの特徴を確認できました。
白人や中国人観光客は、日本旅行中とあまり変わりのないカジュアルスタイルの人が多いのですが、日本人旅行者の中には赤道直下に国まで来たので「南国ムード」に浸ろうとするのか、女性は白やエスニック生地のワンピースに大き目のネックレスで頭に花をつけたり、男性もバッティックシャツを着ていりします。
さらに100%日本人と言い切れる特徴があります・・なんだと思いますか・・?
それは「日傘」です!
ヨーロッパ在住邦人のyoutubeをみると彼の地の白人はバカンス帰りの日焼けをした肌を見せるのが自慢なようで、たしかにバリでもプールサイドで甲羅干ししているのは大抵白人です。
「南国ムードは出したいが、肌のダメージは避けたい」という考えが、日傘につながるのでしょうかねえ・・?
まあ、元気に海に繰り出す日焼けした日本人サーファーも数多く見かけましたが・・。
バリ点描 その10 セガラ・ビレッジの夜
ケチャ鑑賞後「夜のツアー飯」は、オランダ統治時代、別荘地だったサヌール地区にあるセガラ・ビレッジホテルのレストラン。
さて、車がホテル入口に着くと、そこにはゲートがあるだけで建物がなく奥は庭園、まばらな街灯の下、せせらぎや池の端をめぐる曲がりくねった道をガイドの案内で100m以上歩むと、ようやく明るい照明のレストランに到着し、庭園に面したルーフ下のボックス座席に着席しました。
隣接するボックスには中国人や日本人カップルが、野外のロングテーブルには10人以上の若い白人グループが食事をしていて、こちらは宴たけなわ、大いに盛り上がっています。
その様子を見ながら、ふと「自分の若い頃こんな華やかな場面はあったかな?」という考えが浮かんできました。
大学時代には毎年山奥の民宿でサークル合宿を行い、夜更けまで議論し、コンパで酩酊・・・就職してからは同僚と妙高や神鍋にスキーに行ったり、市営のテニスコートを借りて練習したことが脳裏に浮かびますが・・華やかさや高級感の欠片もなく、安上がりなイベントばかりでした。でも、たぶん楽しい日々だったのでしょう?
70歳目前でありながら、公私とも多忙で、若き日の記憶は忘却の彼方に押し流され埋もれていたのに・・・バリの風土は懐旧の情も呼び覚ますマジックも備えているようです。