2018年5月

 日々の出来事や写真、過去の小文、その他諸々を取り上げます。
 表題はホームページのタイトル候補だったのですが、咽(喉の上の方)、喉(喉の下、首のあたり)ということで落選しました。しかし因業に音が同じなので、わがままでかたくなな性格の自身にふさわしいと思い表題に復活させました。

平成30年 初釣行

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5月中旬某日今年最初の釣行を実施しました。

 しかし毎年初釣行の釣場に決めている「須磨海釣り公園」が、当日定休日のため、やむなく行先を塩屋防波堤に変更。

 最寄駅からJRに乗車し「海釣り公園」なら園内で餌を買うところを須磨駅で途中下車し、餌店で石ゴカイを購入して駅に戻ったところ、駅東方の「上りの急行線」には新快速「緩行線」には快速が停まっていて「須磨駅と須磨海浜公園駅間の踏切で緊急停止ボタンが押されたため、すべての列車が停まっています」との構内放送が繰り返し流されています。

 「あちゃー、もしかして今日は三隣亡?」と落胆し「JRをあきらめて、山陽電車で塩屋に行こうか?」と思いつつも「しばらく待つか」と、ベンチに座ってミネラルウオーターを飲んでいると、突如「緩行線」の快速が動き出し、徐行運転で東方へ消えてゆきました。

 5分後、新快速も出発し、ほどなくして「全線開通」のアナウンスがあり、7~8分後須磨駅に到着した乗客満載の各停に乗車、予定より30分以上遅れて、ようやく塩屋防波堤に着きました。

 まず、防波堤の先端まで行き「ノベ竿」を出しましたが、何度振り込んでも魚信はなく、餌にはかじられた痕もありません。

 まだ水温が低いので「魚は深場にいるかもしれない」と、「投竿」で沖目を狙ってみたのですが、根がかりするばかりで全く魚信なし。

 そのうち「ノベ竿先に結んだ糸がほどけて仕掛けをすべて流してしまう」という大惨事が起こり「9年間続いた坊主なしの記録が今日遂に途絶えてしまうのでは」という不吉な情景が脳裏に浮かんできました。

 仕方なく昨年、テンコチやキスが数多く釣れた防波堤の根元に行って砂地に座っている石の周りを探ると「小さな小さな魚信」が何度もあり、合わせるのですが、釣針に乗りません。

 それでもしつこく探っているとついに5cmほどの「ミニテンコチ」が釣れたので、直ちに放流して、納竿。正常に動き始めたJRで早々と帰宅しました。

 今回は「坊主なし記録」が途切れることはありませんでしたが、実は近頃、記録を続けていくことに精神的な負担を感じていて、鳥谷の連続試合出場記録も5月29日に途切れたことだし、そろそろ「記録を途絶させ、気楽な立場になりたい」という思いが心の中に芽生えつつあります。