意気込んで書き始めたものの中絶してしまった「未発表原稿」、著者の力不足による不備の多い「概要報告」、構想だけで実現しなかった「幻の報告」等を書き直したものを順次掲載してゆきます。
さて、論文や報告を一からつくることはストレスが多くたまるものです。既存論文・報告の増補・改訂版は、中核となる基礎の部分に文章を足してゆくだけなので、当初の作成時と比べると作業はずいぶん楽です。
増補・改訂版が出来た時、「昔に比べてレベルアップした自分が、旧作を凌駕する新規の論文・報告を完成させた」と勘違いしない様に表題に【焼直し】の文字を入れました。 「増補・改訂版はあくまで焼直しである」という事実を常に自覚したいと思います。