2025年9月

 日々の出来事や写真、過去の小文、その他諸々を取り上げます。
 表題はホームページのタイトル候補だったのですが、咽(喉の上の方)、喉(喉の下、首のあたり)ということで落選しました。しかし因業に音が同じなので、わがままでかたくなな性格の自身にふさわしいと思い表題に復活させました。

20250909 今年7回目の釣行 呪いの幽霊船

投稿日:

 前回の釣行で折れたノベ竿の代わりを購入し、塩屋でデビューさせようとJR神戸駅から進行、餌屋のある須磨に着き海を見ると、西向きの巨大コンテナ船が長田沖あたりに浮かんでいます。

 南からの光の陰となる船体は暗く、まるで幽霊船のようですが・・・どうやらこれが地獄の一日を告げる凶兆だったようで・・。

 駅を出ていつもの餌屋に11時半頃に着いたのですが・・なんと、臨時休業!!・・・・

・・・・・・・?・・・むなしく駅まで戻りながら餌を常備している「海釣り公園に行こうかな?」と考えたのですが・・「火曜は休業日」だったことを思い出し・・・「それなら、餌屋のある朝霧かな?」・・「でも、釣り場の大部分が立ち入り禁止になっていたし」・・結局「垂水まで行き餌を買い、戻って来て塩屋に行く」と、決めました。

 須磨駅で海を見ると本来なら明石海峡くらいまで進んでいるはずの幽霊船がまだ長田沖に停泊しています!

 ・・・いやな予感をはっきり感じながら、西明石行きに乗車、垂水に着いたのですが、餌屋は駅の東、福田川の向こうにあるので、新設された図書館の横を10分ほど歩き到着したのですが・・・いつも使う石ゴカイが売り切れで青虫しかありません!

 ・・仕方なく青虫を購入して、店を出る時、店員がかけてくれた「一番暑いときに行くんやね」という言葉にまたまた嫌な予感が・・・。

 炎熱の道を駅まで戻り・・塩屋に引き返し、海辺に出たところ、防波堤に降りる梯子の下部分が取れて隣接する川の底に沈んでいます。

 ・・・悪魔の深淵に引きずり込まれて行くダメージなのか、体が重くなり、顔がすこしほてってきました。

 しかし、防波堤に降り、釣り座を構え、ノベ竿でミニチャリを釣り上げると、体調が回復してきたので、投げ竿も投入し、テトラの穴釣りでキュウセン、ベラをゲットしたところで・・・顔のほてりが急激に悪化してきました。

 「やばい、これは熱中症かもしれない」と、梯子が沈んでいる川を渡り反対側の日陰に入ってみたのですが、風もなく、全然涼しくありません。

 さらに頭全体が熱発、立ち眩みもしてきたので、矢も楯もたまらず、釣竿もクーラーも打ち捨てて、防波堤を脱出、国道を渡って、山陽電車高架下にあるコミュニティバスの待合室に逃げ込みました。

 ベンチに座り、頭の熱を下げるために「汗が染み込んだ麦わらをうちわ代わりにして顔を扇ぐ」という、生まれて初めての経験を15分くらいしたでしょうか。

ようやく頭の熱が取れてきて・・さらに10分程すると、立ち上がって歩く気力も出てきたので、防波堤に戻り、道具を片付けて撤収・・・・駅にたどり着くと上着もズボンも水を被ったように濡れていました。

 エアコンの利いた電車が須磨駅に停車した時、海に目をやると幽霊船は依然、長田沖に停泊中。

 「幽霊船の祟りはまだまだ続くかも?」という予感は恐ろしいことに実現することになるのです・・それは・・・、

 疲れ切って、帰宅すると、注文していた染付茶碗の入った不自然に大きな箱が届いていました。

 「大そうで慎重な人がクッションを沢山いれた箱で送ってきたもんだ」と笑いながら開けると箱ピッタリの「大きな染付鉢」が出てきました!

 注文する時、寸法を間違っていたようで、必要性があまりない大鉢を手に入れてしまいました・・泣・・、

 気を取り直そうとシャワーを浴びて、体重をはかると・・なんと2㎏も減っています。

 当日朝から1リットル入りのペットボトルを携行し、全部飲み切ったのに、一度もトイレに行かなかったことを考えると、3リットル分位汗をかいたことになり、脱水症状に違いありません。

 アウトドア人間を自称し、「水さえあれば、どんな暑くても大丈夫」と豪語していたのですが、体力を過信せず、酷暑を避けなければならない年齢になったようです。

寂しい釣果

20050817 今年6回目の釣行 竿が折れた!!

投稿日:

  塩屋防波堤に進行。7月5日にノベ竿でキュウセンが沢山釣れたことから、釣り座を決め竿を出して振ったところ、以前ドアに挟んで弱っていたところから見事に折れてしまいました!!

  仕方なく投げ竿に変えたのですが、当日は喰い込みが不安定。

  小針(サヨリ3号)の食い切が多く、大針(キツネ1号)に変えると針にのるのですが、すぐに魚信が遠のきます。 

  小針に変えると何尾かは続くのですが、やがて喰い切られる・・・また大に変える・・・の繰り返しで、状況が安定しません。

  3人でピクニックにやってきた老人の一人が「少し遠めに投げたら大きなキュウセンが釣れるよ」というので、投げてみたところミニチャリ(極小の鯛)が次々喰いついてきました。

  前週、釣具屋の兄さんが「今年はミニチャリの猛攻でみんな困っている」と言っていたのは本当でした。

  ミニチャリは大きな針を丸呑みし、針を外すと絶命してしまいます。こんな小さな時に釣れず立派な明石鯛に成長してから掛かってほしいと、いつも残念に思うのですが・・・

  最後まで安定せず、何度も針を交換し、テトラの穴釣もして、釣果は20㎝を筆頭にキュウセン7尾、ベラ8尾、イソベラ1尾、残念なミニチャリ7尾でした。

  竿が折れたダメージは大変大きく新たにノベ竿を購入しなければなりません、困ったことです。

本日の釣果