大きな「はるみ」

 昨年退職した同僚が自宅の庭になった大きな「はるみ」を沢山くれたことがあります。普通の「はるみ」は温州蜜柑と伊予柑の中間くらいの大きさで、味はさっぱりしているのですが、甘みは少しが足りないと思っていました。しかし、大きな「はるみ」を食べるとびっくりするほど甘く、驚きました。

 同僚の話では、「はるみ」の収穫時期は年度末頃で本業が忙しいので、収穫が間に合わず、実を長い間木の枝に放置してしまうなります。実はその間に栄養を沢山とり、熟成して甘くなるのですが、反面、大きくなりすぎて売り物にはならず、家族で食べるか、人にあげてしまうそうです。

 あれから1年たちまた「はるみ」のシーズンになりました。スーパーや果物屋では普通サイズしかありません。そこで、「産直」の店に行くと予想通り大型4個入り1袋200円という激安価格で売っていたので、2袋買いました。家まで我慢しきれず車中で1個むいて食べましたが、期待にたがわぬ甘さが口中に溢れました。

大きな「はるみ」です

大きな「はるみ」です

 

 

 

 

 

 

 

 

むきました。はじける果肉が魅力です

むきました。はじける果肉が魅力です