危うくボウズを免れる

 昨年11月中旬の某日、北風が強く、気温は一ケタ代、潮も「小潮」という最悪の条件でしたが「残り少ない釣りシーズン中に一回でも多く釣行しておきたい」という思いから、無理を承知で出発。

 午後2時頃「ポートアイランド北公園」の釣座に着くと向かい風に撓む竿になんとか「サビキ仕掛け」をつけて沈めたのですが、潮もまったく動かず魚信も一向にありません。

 寒さが骨の髄までしみ込み、夕日も山の端に消え「いよいよ7年半ぶりのボウズで納竿か」と思い始めた矢先、待ちに待った魚信がありいつもよりゆっくりとリールを巻上げるとチャリコ(小さな真鯛)が一尾かかっていました。

 12月初めの「2016年シーズン最終釣行日」は気温・風速とも件の日と変わらないのに大潮だったせいかチャリコを20尾以上釣上げ、潮と釣果は密接に結びついていることを再認識しました。

 年が明け「ボウズなし」記録は8年目に突入。今年も伸ばし続けたいものです。

貴重な釣果

貴重な釣果