先ごろ、ドカベンの名で親しまれた元プロ野球選手香川伸行氏が52歳の若さで亡くなりました。1979年9月頃、私は浪商在学中の香川選手を見かけたことが一度だけあったので紹介いたします。
当時は阪急電車で京都の大学に通っていたので、いつものように十三駅で神戸線の電車から京都線の電車に乗り換えました。すると偶然にも香川選手と同じ車両に乗り合わせたのです。高校最後の大会が済んで気楽になったからでしょうか、クラスメート数人とお気に入りの御菓子について談笑する表情は甲子園で大活躍していたころの厳しさはなく、普通の高3生よりも幼くみえました。朝のラッシュを過ぎた時間帯で乗客は少なく、誰も香川選手がいることに気がつかないようでした。グループは茨木市駅あたりで降りてゆきました。
あれから36年、諸行無常です。