神戸のギザミ(ベラ)釣り

 釣場の下見を7月2日(土)に実施したところ、海釣り公園ではテトラ周辺で磯ベラが釣れており、塩屋港は豆鯵が入れ食い状態。垂水漁港は柵の向こう側で豆鯵が少し釣れていました。

 7月6日(水)の本番は12:05に海釣り公園に到着。早速、テトラの南側に釣座を決めましたが、強風のため「のべ竿」の使用はあきらめ、5.3mの「細手の磯竿」でテトラの回りを攻めると、早速赤ベラがかかりました。ところがその後は頻繁に魚信あるものの強風のため、あわせづらく餌をとられるばかりです。

 そこで、風の影響を受けにくい、長さ1mの「カカリ竿」にガン玉をつけて足元を攻めると、魚信にもうまく合い、次々にベラがかかりました。1時間ほどすると魚信が遠のいたので、今度はテトラの北側に竿を出すとここでも魚信が間断なくあり、ベラが順調に針に乗ってきます。

 南側に着座してから2時間半、釣果25尾で納竿しました。種類は青ベラ、赤ベラ、磯ベラ、ミニ鯛と今治では見かけなかった「キュウセン」の5種です。神戸での釣りは15年ぶり、また初釣行の釣り場としてはまあまあの出来でしょう。

 ベラは塩焼きにして食べましたが、身が薄く、味が淡泊な「今治のギザミ」と比べると、身が厚く脂がのっていて大変美味なことに驚きました。

 釣り客が少なく、ほとんど天然餌で育つ「今治のギザミ」と、年中行われているサビキ釣りのおこぼれをたくさん食べて栄養をつけている「海釣り公園のベラ」の違いが出たものと思われます。

 「カカリ竿」は、風には強いのですが釣り味がよくないので、次の釣行では「のべ竿」を出せるよう風神に「無風祈願」をしています。

   本日の釣果

本日の釣果